三宮.dev 三周年記念交流会 振り返りレポート

どうも
半年ぶりくらいの更新になりました
サボっててすいません…

今月、運営している 三宮.dev がついに活動3周年を迎えました
のんびりと続けてまいりましたが時が経つのは早いものです
三宮.devでは毎年10月に周年を祝したイベントを開催していまして、今年はclusterというVRソーシャルサービスを利用したエンジニア同士の交流会を開催しました

このイベント、色々と反省点があったので今後の自分といつかの誰かのために記事として残しておこうと思います


イベントを公開するにあたって

前述のとおり今年の周年記念イベントはclusterで行いました

clusterで開催されるイベントは、public or privateで開催できますが、privateの場合は最大40分までという時間制限があります
三宮.devのイベントは基本的に3時間ほど時間を取るようにしているので、publicで開催することにしました

publicを選んだ理由は時間的要因だけではなく、イベントの概要やサムネイルに 「三宮.devのイベントですよ」感 を出しておけば、知らない人(connpassで参加登録してない人)が来ることは少ないだろうという予測からでした

clusterのイベントページのサムネイルにはパーティ系のイベントでいつも使っている以下の画像を使用し、 thumbnail

イベント概要には 基本的にconnpassと同じ内容を記載しました

反省点など

  1. publicでの開催は…

    結果的に、前述の予測は大間違いでした….

    イベント当日は、かなり沢山の知らない人がイベントに出入りすることになりました

    大体のユーザーは何の会か分からなかったのか、そのまま退出していく or とりあえず何もしゃべらずそのまま残るというような感じなのでイベントの運営自体には特に影響ありませんでした

    つまり、イベントの public or private は、運営に影響を与えるものではなさそうです
    今回は、運が良かっただけかもしれませんが

  2. clusterでの交流会は…

    clusterのプリセット会場を使ったイベントは、ユーザー間の距離による声の減衰が起きないようになっています
    自分はこれを知らずにclusterでの開催を選択したため、10人程度集まった正規の参加者(connpass経由の人)を数人ごとでグループに分けることができず、大人数の前でも喋れる人だけが喋る場を作らざるを得ませんでした

    オフラインだとその場にいた数人で何となく話の場が形成されることが多いと思いますが、これをうまくオンラインで実現するのはVR空間と言えど難しいことなのかもしれません

    あるいは、そういう場の形成にclusterは向いていないのかもしれません
    あくまで 1人 or 数人の話し手と沢山の聞き手で構成されるイベント向きなのかもしれない

  3. 音声周りの問題が…

    これはVR空間に限らずオンラインイベント全体で超超超あるあるの問題だと思いますが、 参加者の音響まわりのトラブルは非常に扱いが難しいです
    特に交流会やLT大会のように複数の人が話すようなイベントでは…

    音声に関するトラブル対応は、1年半ほどオンラインイベントを開催してきた今でもどうすれば良いのか分かっていません

    音声問題でその人がイベント中に話せなくなってしまうのは、主催としても一人の参加者としても望んでいないことです
    環境も個人のそれぞれの価値観によって構成されるものなので、推奨はしても強制はできないものと思います

    こればっかりは、オフライン開催でないと解決できない問題だろうと諦めるしかないのかな


大きな反省点は以上だと思います
その他、clusterアプリ自体が参加者のマシンによっては重くなってしまっていたようで、こういう部分もVR空間での開催は難しい点があるなぁと思わされます

参加していただいた方からは「楽しかった」と言っていただけて非常に嬉しかったですし、自分もすごく楽しい時間を過ごせましたが、自分がもっと準備できていればより楽しく心地よい会にできたはずなので、この反省点は次に活かしていきたいと思います

個人的にはもっとVRを活用したイベントを開いていきたいと思っているので、なるべく沢山の方が参加しやすく、かつストレスの少ない環境を用意していきたいです

ありがとうございました