全てがレガシーな環境にMicrosoft Teamsを導入して、なろう系主人公気分を味わうぞ(再録)

この記事は2019年07月24日 に公開した記事の内容を少しだけ更新してます


どうも

今回は、ちまたで話題のMicrosoft Teamsを実際に職場で使ってみた感想的なことを記事にします。 というのも、最近ついに常駐先の現場でTeamsの導入が許可されたのです!やったぜ。

先日、クラウドサービスの世界シェアでAmazonを抜いて1位に輝いたMicrosoftが提供するサービス… おおよそ2か月ほど運用してみた感じ、一言でめっちゃ便利でした

やんごとなき理由で実際のスクショが貼れなくて、文字しかないんですけど許してください!何でもしますから!


Microsoft Teamsとは

Microsoftが提供する、スムーズなチームワーキングを実現するための統合アプリ 主に企業向けのアプリケーションで、チャットからタスク管理、ソース管理など ビジネスシーンで必要な機能が揃っている また、主要な外部アプリケーションとの連動も可能で、Teamsアプリ内から呼び出せる

slackのライバル的な位置づけ

導入シーン

20年モノのレガシーシステムの保守プロジェクト 数人の固定メンバーと他プロジェクトからヘルプで参画する数人で構成されるチーム(全部で7~8人程度)

どう使っているか

Teamsのデスクトップアプリと、以下のアプリをTemas上で使えるようにしました

  • Planner

    カンバン形式のタスク管理アプリ
    開発、調査、リリースなどの作業テーマごとでバケットを分け、それぞれのタスクを管理しています
    タスクテンプレートのバケットも作っておくとすごく便利でした

  • Flow

    特定のアクションをトリガーに、それに紐づく一連の作業を自動で実行できるアプリ
    トリガーの種類に多少の不足感があったので、自分のチームでは誰かがPlannerにタスクを登録するとチーム内チャットにbotが通知を投稿するフローだけ作りました

  • Share Point

    調査結果をまとめた資料などをShare Point上に配置するようにしました
    ちなみに、Share PointにアップしたファイルはPlannerのタスクに添付できる(すごい助かる)

  • One Note

    メモなどを書き溜められるノートアプリ
    作業に便利なtipsやFAQなどを集約しています

  • wiki

    いろんな情報をセクションに分けて記載できるwiki
    マークダウンに対応している
    新規の参画者向けに作業フローなどの保守プロジェクト独自の運用についてを記載しました

感想

自分の現場は今までExcel管理が中心でしたが、それでも非常に自然な流れで導入ができました

現場の9割の人間がTeamsをチャット以外で使い方がよく知らない状態でも、wikiなどである程度のレールを用意しておけば割とすぐ馴染んでくれました

また、自分の現場では制限されて使えないのですが、Azure DevOpsもTeamsに組み込めるのでCI/CD環境まで用意できちゃいます
さらに、Teams APIも用意されているのでslack同様の拡張性も備わっているという…

企業向けに特化したサービスの充実が世界シェア1位たる所以なのだなと、実際に使ってみて痛感しました

あと、今回自分の場合は保守プロジェクトという大変小規模なプロジェクトへの導入事例だったので、
大規模なプロダクト開発などでの事例やおすすめアプリなども聞いてみたいものですな